第202回ひとくち英会話です。
担当は熊谷です。
読書の秋ということで、本のお話です。
「ぐりとぐら」で知られる児童文学作家の中川 李枝子さんが亡くなって10月でちょうど1年になります。
先日、図書館に行って子どもの本コーナーを見ていたら、懐かしい本が目に入りました。題名は「いやいやえん」。中川 李枝子さんが話を作り、妹の大村 百合子さんが挿絵を描くという、あの名コンビが生まれた記念すべき作品です。皆さんの中にも子どもの頃に読んだり、自分の子どもに読み聞かせたり、といった経験がある方もいるのでは。
私も子どもの頃、何度か読んだ記憶がありますが、内容はあまり覚えていません。ということで、中川 李枝子さんを偲んで読んでみました。
感想をひと言で言えば「大人が読んでも面白い!」。
お話の舞台は、ちゅーりっぷほいくえんという保育園。主人公は、しげるという4歳のワンパクな男の子です。
7つの短編からなる童話なのですが、保育園でのしげるのわがまま三昧が描かれるかと思えば、保育園が突如、大海原になってクジラ捕りをしたり、子グマが保育園に入園したり、園児たちが協力して、しげるを食べようとしていたオオカミを取り押さえたり。
現実と非現実の枠をするっと飛び超えて話が進んでいきます。
今回読んで、気に入ったのが「ちこちゃん」というお話。「悪いことをして先生に注意されても、ちこちゃんのせいにしているしげる。そんな彼に襲い掛かる不条理な出来事とは…」。興味のある方はぜひご一読を。
中川 李枝子さんの作品といえば「そらいろのたね」も名作ですね。こちらはスタジオジブリがアニメーション化していて、YouTubeなどでも見られるかも。
童話:fairy tale
主人公:main character
挿絵:illustrations
保育園:nursery school
そらいろ:sky blue