第195回ひとくち英会話です。
本日のテーマは「アフタヌーン・ティー・パーティー」です。
こんにちは。
「あまの かずこ」こと、ワンちゃんです。
気温の変化が著しい中桜の花も無事開花し、あっという間に満開になりました。私は馬込の桜並木でお花見をしました。
30代の頃は阿波踊りの会に所属し、馬込の桜まつりで阿波踊りに参加したものでした。懐かしいです。
さて本題に入ります。
現在はと言いますと、私は週一回、土曜日にボランティア活動として外国籍の方に日本語を教えています。
先日、一年の締めくくりとして「アフタヌーン・ティー・パーティー」を企画しました。
アフタヌーンティーといえばイギリス。そこで私は「スコーン」を、同僚は「ニョッキ」「ポテトサラダ」をそれぞれ家で作り、持ち寄りました。
会場では、スタートの3時間前から「カプレーゼ」「アップルサイダー」「ピンチョス」「コンソメジュレ」の食材を持ち込み3人で手早く作りました。
12人の生徒さんが参加しました。
前半は紅茶を飲みながら料理に舌鼓をうち、食べながら賑やかに歓談を楽しみました。
後半は 生徒 さんに茶道を体験してもらいました。
私たちは「亭主」と「客」にわかれ、お点前の一連の流れを見せました。
反応は上々で興味津々で見ていました。
特に茶碗は高価なもので、大切に扱うことを話すと一瞬固唾をのんでいました。茶碗には正面があること、それをずらして客に出したりいただいたりすることを話しました。
次にお点前のポイントとして日本語を学んでいる場でもありますので、ひらがなを書くつもりで手を動かすことを話しました。
例えば茶筅通しではひらがなの「こ」の字をかいてから茶筅を持ち上げて穂先を確認することや、茶巾拭きでは「ゆ」の字で拭くこと。
また茶をたてるときは、抹茶が泡立つまで手早く上下に振り、最後は「の」の字で茶筅を静かに手前から抜き取る、などと話すと少し伝わったようでした。
いずれも見様見真似で一生懸命取り組んでいました。
和菓子を食べるのが初めての人も多く、黒文字(楊枝)を慎重に使って少しずつ味わっていました。
お茶をいただくときは「お点前をいただきます。」
飲み終わった後は、「結構なお点前でした。」を教えました。
それらの挨拶(礼)を 生徒 さんが片言で言うのが新鮮でした。
生徒さんにとって貴重な体験になったと思います。
「楽しかった」「またやってみたい」の声が多かったです。
生徒さんの喜ぶ顔をみて、茶道を企画してよかったなぁと思いました。
オリジナルのアフタヌーン・ティー・パーティーは私たちにとっても貴重な経験になりました。
茶道/お点前 :tea ceremony
亭主 :host
客 :guest
茶筅 :tea whisk
和菓子 :Japanese sweets