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第193回ひとくち英会話

第193回ひとくち英会話です。
担当は熊谷です。

昨年10月から12月にかけてTBSテレビで放映されていたドラマ「海に眠るダイヤモンド
」。皆さんはご覧になっていましたか? 
ドラマの舞台は、長崎県の端島(通称、軍艦島)。明治から昭和半ばにかけて、海底炭鉱
として栄え、ユネスコの世界文化遺産にも登録されています。炭鉱の町として栄えていた
1955年からお話はスタート。主要エネルギーが石油に代わるとともに石炭産業が衰退し
、1974年に炭鉱が閉山となって、住民全員が島を離れ、無人島になってしまうまでの端島
の住民の暮らしが、いきいきと描かれていました。

ドラマが佳境に入った12月のある日。新聞をながめていると、「海底炭鉱に眠る遺骨 終
戦から80年 戦中の水没事故 183人死亡」という見出しの大きめの記事が目に入ってき
ました。
記事はおおむねこんな内容でした。
「1942年、山口県宇部の海底炭鉱で落盤事故があり、朝鮮人労働者を含む多くの人が亡く
なった。当時の炭鉱会社が発生直後に坑道を封鎖し、事故は忘れ去られ、遺骨も回収され
ないままだ。しかし今年、市民団体が遺骨回収に向けて調査を始めることになった。いっ
ぽう実態把握に向けた国の動きは鈍い」

「海に眠るダイヤモンド」を観ていなかったら、たぶん見出しを見ても気にもとめず、記
事を読むこともなかったでしょう。

その後、今年2月、「炭鉱の潜水調査 遺骨見つからず 4月に改めて調査」の短い記事が
新聞に載りました。潜水調査で坑道内に入ったけど、残念ながら目標地点までたどり着け
なかったとのこと。

4月には再び調査をおこなうようなので、良い結果が出ることを期待しましょう。

放映:broadcast
炭鉱:coal mine
世界文化遺産:world cultural heritage
無人島:uninhabited island

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