2025年1月24日
皆さん こんにちは、
第186回のひとくち英会話です。
今回の担当は上野 恵子です。
街路樹が少しずつ色づき秋が深まってきましたが、最近の日本の気候は四季ではなく二季になってしまったかの様に思います。
一番快適な秋という季節が無くなってしまうのはとても残念です。
また毎朝天気の良い日には部屋の窓から富士山を見ることが日課になっているのですが、今年は昨日やっと雪をかぶった姿を見ることができました。例年に比べだいぶ遅い様です。
さて先週の金曜日は七五三でした。
私の家の近所で何組かの晴れ着姿の子供達を見かけました。
七五三は平安時代の貴族の儀式にその原型があるそうです。
平安中期、三歳はそれまで剃っていた髪を伸ばし始める「髪置(かみおき)」、七歳では付け紐ではなく帯で締める着物に替える「帯解(おびとき)」が行われていました。
平安末期になると武家の間で五歳の男子は初めて袴を着る「袴着(はかまぎ)」が行われるようになり、その後徳川5代将軍綱吉が11月15日に息子の健康を祈願したことから11月に行われるようになったとのことです。
七五三のお祝いは、一家で子供の成長に感謝し、健康を願うものです。
数え年や満年齢でもよく11月や秋でなくても良いそうです。
家族が集まれる時期にみんなでお祝いをしてあげて欲しいですね。
日課 daily routine
原型 original
四季 four seasons
数え年 East Asian age reckoning
満年齢 full age