第185回ひとくち英会話です。
担当は西井です。
皆さま、こんにちは!お元気にお過ごしですか?今回もここバンクーバーから「カナダ気まま生活」と題してゆる~く書かせて頂きますのでどうぞよろしくお願いいたします。
バンクーバーの短い夏もあっという間に過ぎ去り、今はきれいな紅葉の季節を迎えています。気温もぐっと下がり部屋には暖房が必要になりました。朝のコーヒーをバルコニーで飲む時はジャケットにマフラーをしています。雨の日も多くなり、リス達は冬支度に忙しそうです。大木から落ちる黄色や赤の葉が地面を埋めつくして歩く度にカサカサと音をたてて、ここRosemont Drは今まさに秋一色に染まっています!
10月はThanksgiving Dayがあり、家族や友人達が集まってターキーを焼き収穫に感謝してお祝いします。Halloweenはその後に来ますが10月に入ってから既に町のあちこちで飾り付けが始まり、スーパーにはオレンジ色の大きなかぼちゃ達が並び、秋の深まりを一層感じられ、これから徐々にクリスマスに向けて時が流れていく様子は、強いて言うならば、ちょっと気ぜわしく、でもどこか楽しみな日本の師走と言った雰囲気でしょうか?
11月11日のRemembrance Dayは戦争で亡くなった兵士たちに敬意を表し追悼する日です。カナダ各地で英霊を弔うセレモニーやパレードが大々的に行われ、TVでも大きく報道され、人々は赤いポピーのバッチを付けて参加します。この赤いポピーのバッチの由来は第一次世界大戦中に、ヨーロッパの激戦地となったフランダースの地で戦闘が止んだ後、荒れ野原にポピーの花が一面に咲いていたそうで、それ以降ポピーは戦死者を悼む象徴となったそうです。
これから、駆け足で12月がやって来ますね! 一年はあっと言う間です、そして人生も。
日々生きて、穏やかな気持ちであの世に帰りたいものです。秋は少しだけ人を感傷的にさせますね。皆さんもそうなのかな?などと妄想しているうちに、すぐに冬が来てしまいそうです!それでは私も働き者のリス達を見習ってそろそろ冬支度に取り掛かるとします。
皆さまも深まりゆく晩秋の冷たい風に心と体が風邪を引いてしまわぬよう、暖かくしてお過ごし下さいませ。
では、また!
autumn leaves(紅葉)
scarf (マフラー)
squirrel(リス)
life(人生)
sentimental or emotional(感傷的な)
fantasy thought or imaginary idea(妄想)
to learn from squirrel or to follow the squirrel(リスに見習って)